明治150年記念硬貨
明治150年関連施策のひとつとして発行された、明治150年記念硬貨について解説します。
記念硬貨の価値早見表 | |
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明治150年記念硬貨(額面:1,000円)販売価格 | 9,000円 |
明治150年記念硬貨(額面:1,000円)買取価格 | 9,000円前後 |
カラフルで個性的な記念硬貨
明治150年記念硬貨は、額面は1,000円ですが販売価格は9,000円です。
平成30年の10月上旬から販売された、まだ新しい記念硬貨になります。
表面には明治初期に通った東京都新橋の鉄道がカラーで描かれていて、その色使いも多色使いで実に鮮やかです。
この図柄はこ、3代目:歌川広重の「東京汐留鉄道舘蒸汽車待合之図」の錦絵がベースとなっているそうで、左上には「明治150年」関連施策推進のロゴマークが描かれています。
明治150年記念硬貨は額面が1,000円ですが、製造にかなりのコストがかかったことから販売価格は9,00円となっています。
硬貨を特性のケースに収納して販売され、かなりの特別感があります。
明治150年記念硬貨が生まれた理由
平成30年は明治元年から150年にあたる年で、そのため記念硬貨の販売だけでなく明治にまつわるさまざまな企画や事業が展開されています。
なぜ明治150年を記念するのか?
それはやはり、明治維新など明治には多くの歴史的出来事が起こったことが大きいでしょう。
日本人はあまり明治維新について大きくなにかを感じることが少ないようですが、明治維新はいうなれば、アメリカの独立記念日やフランスの革命記念日のようなもの。
こうして考えると、明治維新がどれだけ大きな歴史的出来事で、明治150年を記念するのかがわかるのではないでしょうか。
NHKの大河ドラマで「西郷どん」が放映されるなど、メディアでも明治に関連するものが多く取り上げられています。
また、明治時代の貴重な資料を展示する企画展も行われており、外国の元首相が明治天皇宛てに送った手紙や、イギリスのビクトリア女王が発した駐日講師パークスの信任状など、普段は決して目にすることができない貴重な資料を見ることができます。
こうした明治150周年を記念する企画の一環として、記念硬貨の造幣と販売も行われたというわけですね。
明治150年記念硬貨の価値
明治150年記念硬貨
![]() 引用元:財務省(http://www.mof.go.jp/currency/coin/commemorative_coin/list.htm)
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額面 | 1000円 |
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素材 | 銀 | |
品位 | 純銀 | |
量目 | 31.1g | |
直径 | 40mm | |
彩色 | 白色、灰色、黒色、青緑色、水色、青紫色、紫色、赤色、茶色、黄色及び緑色 | |
特徴 | 斜めギザなど | |
発行年 | 2018年(平成30年) | |
発行枚数 | 50,000枚 |
明治150年記念硬貨の高価買取のヒケツ
販売されたばかりなので希少価値は薄い
1,000円硬貨だけれど9,000円という販売価格、カラーで鮮やかな美しい記念硬貨はその価値自体はかなり高いと思われますが、まだ流通が始まったばかりであること、50,000枚と一定数の販売があることなどから、希少価値としてはまだ高いとはいえません。
購入した人はまだ手にしたばかりなので手放す方は少ないと思われますが、買取価格は販売価格同様9,000円前後での取引になるのではないかと思われます。
しかし、今後時間が経って希少価値が高くなれば、もっと高い買取価格も期待できそうですので、今は大切に保管しておくのがよさそうですね。
効果が収納されていたケースと一緒に汚れがつかないよう丁寧に保存しておきましょう。
査定へ出した結果...
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