東日本大震災復興事業記念硬貨
東日本大震災復興事業の一環として発行された「東日本大震災復興事業記念硬貨」の価値や買取相場についてリサーチしています。
記念硬貨の価値早見表 | |
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東日本大震災復興事業1万円金貨 | 90,000~100,000円程度 |
東日本大震災復興事業1,000円銀貨 | 900~1,000円 |
東日本大震災復興事業記念硬貨の発行
2015年に東日本大震災の復興支援として復興事業の資金提供である個人向け復興応援国債変動10年を購入した人に贈呈された記念硬貨である。一部は造幣局からも販売され第1次から第4次までデザインを変えて発行された。
東日本大震災復興事業記念硬貨の価値
東日本大震災復興事業1万円金貨
![]() 引用元:造幣局(http://www.mint.go.jp/coin/reconstruction/reconstruction_first.html)
| 額面 | 10,000円 |
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素材 | 金(24金) | |
量目 | 15.6g | |
直径 | 26.0mm | |
発行年 | 2015年(平成27年) | |
発行枚数 | 第1次:1.4万枚/第2次:1.1万枚/第3次:1万枚/第4次:1万枚 |
1万円金貨の特徴
- 純金製で第4次までデザインの異なる硬貨が発行された。
- 共通面は奇跡の一本松と平和の象徴のハト。個別面は1次のみ造幣局デザイン、2次以降は一般公募のデザインを採用しており、カラーは採用していない。
- 特殊技術を用いて光沢のあるプルーフ仕立てとなっており、プラスチックケースに入れさらに特製ケースに封入されている。
- 一部、一般販売されたものの、指定の国債を一定額保有した人に贈呈したものが多いため、希少価値は高い。
1万円金貨の個別面デザイン
第1次 | 第2次 | 第3次 | 第4次 |
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第1次 |
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第2次 |
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第3次 |
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第4次 |
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1万円金貨の価値・買取価格相場
- 価値:150,000円程度
- 買取相場:90,000~100,000円円程度
東日本大震災復興事業1,000円銀貨
![]() 引用元:造幣局(http://www.mint.go.jp/coin/reconstruction/reconstruction_first.html)
| 額面 | 1,000円 |
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素材 | 純銀 | |
量目 | 31.1g | |
直径 | 40.0mm | |
発行年 | 2015年(平成27年) | |
発行枚数 | 第1次:6万枚/2次:4万/第3次:4万枚/第4次:4万枚 |
1,000円銀貨の特徴
- 純銀製で4回にわたってデザインの異なる硬貨が発行された。
- カラーデザインを採用し、共通面は奇跡の一本松と平和の象徴のハト。
- 個別面は1次は造幣局デザイン、2次以降は一般公募のデザインを採用している。
- 特殊技術を用いて光沢のあるプルーフ仕立てとなっており、プラスチックケースに入れさらに特製ケースに封入されている。
- 一部は一般販売されたものの、指定の国債を一定額保有した人に贈呈したものが多いため、希少価値は高い。
1,000円銀貨の個別面のデザイン
第1次 | 第2次 | 第3次 | 第4次 |
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第1次 |
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第2次 |
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第3次 |
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第4次 |
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1,000円銀貨の価値・買取価格相場
- 価値:2,000円程度
- 買取相場:900~1,000円程度
東日本大震災復興事業記念硬貨の高価買取のヒケツ
銀行窓口での取引はない硬貨であり、希少性が高く市場にあまり出回っていないことから、時には30万円近い値が付くことも。時期の価格帯に差異はないが、保存状態やケースの有無などで大きく変わる。素材の金銀の市場相場によっても価格は上下するため、オークションなどを利用せず専門家の正しい査定を仰ぎたい。
硬貨の価値を知るためのコツとは?
東日本大震災復興事業記念貨幣などの記念硬貨の価値を知るには、やはり専門の鑑定士に鑑定してもらうことが一番だ。価値は記念硬貨の保存状態によっても変化する上、日によっての変動も考えられる。インターネットなどでその価値を調べたとしても、それは一般論に過ぎないから、あくまでも参考程度にしかならないだろう。
記念硬貨の買取を専門に行っている業者であれば、買取してほしいものの写真をメールで送信するだけで、査定を行ってもらうことができる。自宅にいながら、簡単に東日本大震災復興事業記念貨幣の価値がわかるから、ぜひ利用してみてほしい。
第1次~第4次発行分の価値の違いについて
第1次から第4次発行と、全4回に渡って発行された東日本大震災復興事業記念貨幣だが、発行されたタイミングによって価値は異なるのだろうか。記念硬貨買取の価値を知りたいと考えている人にとっては、かなり気になるところだと思う。
記念硬貨の買取を行っている業者の現在の買取価格を見ると、東日本大震災復興事業記念貨幣は、発行されたタイミングによって多少価値が異なっているようだ。
最も買取金額が高額になるのは第4次発行分
同一業者での買取価格を比較してみると、最も価値が高いのは第4次発行分だという結果になった。第1次、第2次、第3次は同じ価格で買取を行っているようだが、第4次発行分のみ10,000円程度高い買取金額が設定されている。
ただし、どのような状態の東日本大震災復興事業記念貨幣でも高額買取になるというわけではなく、「ケースに入っていること」が条件となるようだ。その証拠に、ケースに入っていない東日本大震災復興事業記念貨幣の買取価格は、第1次から第4次まで同額となっている。
高額買取になる理由
ケース入り第4次発行分東日本大震災復興事業記念貨幣が高額になる理由は、いくつか考えられる。まず、発行枚数が1万枚と少なめであるため、入手した人自体が少ないという理由だ。ただし、第3次発行分も同じく1万枚となっているため、併せて考えられることは、現時点での市場への流通数が少ないという可能性だろう。
その業者の注意書きには、「ケース入り記念硬貨の価格は流通量や在庫によって異なってくる」と記載されていたから、特にケース入りの第4次発行分が流通数が少ないと考えられる。
第4次発行分以外の価値が高まる可能性も
ケース入り第4次発行分の価値が高い理由が単なる流通量不足であれば、タイミングによっては他の時期に発行された東日本大震災復興事業記念貨幣の方が高額買取となる可能性もあるだろう。
特に、ケース入りの東日本大震災復興事業記念貨幣を所持している人は、常に硬貨の価値をチェックしておくべきだ。第1次から第3次発行分でも、現在よりも高い価値がつけられる可能性もある。
東日本大震災復興事業記念貨幣を高価買取しているおすすめ業者
金のアヒル
金のアヒルでは東日本大震災復興事業記念貨幣の買取を多く行っており、次のような実績が報告されている。
- 東日本大震災復興事業記念貨幣10,000円金貨幣 第2次発行分:311,400円
- 東日本大震災復興事業記念貨幣10,000円金貨幣 第2次発行分:150,000円
かなりの高額買取となっているが、いずれもケースに入った未使用品で、保存状態もかなり良いものだった。ただし、そのときの在庫状況などによって、同じ状態でも買取価格は変動する。
買取の窓口
買取の窓口では、実際の買取実績ではないが、買取参考価格が高めに設定されていた。
- 東日本大震災復興事業記念貨幣10,000円金貨幣 第1次発行分:78,000~83,000円
- 東日本大震災復興事業記念貨幣1,000円銀貨幣プルーフセット 第1次発行分:8,000円
残念ながら、第1次発行分の買取金額しか公開されていなかったため、第2次以降の発行分では、もう少し高い買取価格となる可能性もあるだろう。
査定へ出した結果...
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