ちょっと待った!銀行・郵便局での両替の落とし穴
手持ちの記念硬貨は、銀行や郵便局などの金融機関で両替できるのか、どのような手続きが必要なのかをまとめました。
銀行・郵便局で両替できるのか?
そもそも記念硬貨は、記念貨幣ともいわれその当時の現行のお金として発行されているため、銀行や郵便局などで両替することは可能だ。ただ、どのような手続きが必要かを知らない人も少なくない。実は両替方法は非常にシンプルで簡単だ。そこで、銀行と郵便局の両替方法をそれぞれ紹介しておこう。
記念硬貨の両替方法
- 銀行の場合
銀行の窓口に指定された書面を書いて提出すると、額面通りの金額に両替される。身分証明書などの提示は不要で、交換は無料となっている。 - 郵便局の場合
窓口で必要な書面を書いて提出すれば額面通りの金額に両替できる。手数料は不要だ。
ATMでも両替できる?
ATMでの両替可能な記念硬貨は、2000年(平成12年)以降発行で地方自治60年記念硬貨以外とされているので注意しなければならない。もし使用不可の記念硬貨に該当する場合は、窓口で交換してもらうといいだろう。
両替にかかる時間は?
両替にかかる時間は、混雑具合や交換する枚数にもよるが30~1時間程度で終わるのが一般的だ。
銀行・郵便局の両替は損をしている?
金融機関で両替などの換金をすると、額面通りのお金がきっちり戻ってくる。しかし、記念硬貨の中には額面以上の価値があるものも存在する。その価値を知らなければ、両替で損をしてしまうことも十分あり得るのだ。
プロが見ると額面以上の価格になる
例えばある買取店でプロが査定した買取価格例を挙げてみると
- 天皇陛下御在位10年1万円記念硬貨→65,000円
- 長野五輪冬季大会1万円金貨→50,000円
- 新幹線鉄道開業50周年1,000円銀貨幣→17,000円
などがある。
このように、記念硬貨には額面より高価で買取できるものがあることを知っておこう。ただ、素人が見てもその価値はわからないため、銀行や郵便局などの金融機関に両替に行く前に、まずプロに査定してもらうことをおすすめする。査定は無料だが、そこで思わぬ価値がわかる可能性も大きく、嬉しい誤算となるかもしれないのだ。
記念硬貨を実際に
査定へ出した結果...
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